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葉酸の働きと神経管閉鎖障害~妊娠期の葉酸の重要性とは~

葉酸の働き

葉酸とは、水溶性ビタミンB群の一種です。細胞が新しく作り出される時に不可欠な栄養素で、胎児期に非常に重要なビタミンです。また、赤血球の生産を助ける為お母さんの体の為にも妊娠期には積極的に摂りたい栄養です。
ほうれん草などの植物性食品、レバーなどの動物性食品など、様々な食品に多く含まれています。
葉酸には2種類あり、食品から摂れる葉酸の多くが食事性葉酸「ポリグルタミン酸型」と呼ばれる、複数のグルタミン酸が結合した形のものです。
もう一つは、グルタミン酸が1つ結合した「モノグルタミン酸型」で、こちらは合成葉酸(人工葉酸)です。

葉酸は熱に弱く、水にも溶けやすい為、食品からの摂取が非常に難しい上、食品からとれる葉酸は上記の通り「ポリグルタミン酸」が多いため、吸収されづらいという特徴があります。
そのため、厚生労働省では、妊娠期、授乳期のサプリメントなどでの葉酸摂取を推奨しています。

妊娠期の葉酸の重要性

では、なぜ妊娠期、授乳期の葉酸摂取が推奨されているのでしょうか。
これは、「神経管閉鎖障害」という先天性疾患の発生と関わっています。葉酸の摂取量不足がこの神経管閉鎖障害の主な原因のうちの一つとされているのです。

葉酸と神経管閉鎖障害との関係は、欧米のほうが研究が進んでおり、1990年代ごろにはすでに葉酸摂取が推奨され、神経管閉鎖障害の発症リスク低減対策が行われていたようです。

日本での葉酸摂取が推奨されるようになったのは、2000年ごろです。厚生労働省の働きかけもあり、母子健康手帳にも葉酸についての記載があり、葉酸の重要性は広まってきています。ですが、妊娠中だけでなく、妊娠前から葉酸を摂取することは非常に重要です。

神経管閉鎖障害とは

では、葉酸不足で懸念される神経管閉鎖障害とはなんでしょうか。

母子健康手帳には以下のように書かれています。

神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に脳や脊髄のもととなる神経管とよばれる部分がうまく形成されないことによって起こる神経の障害です。葉酸不足の他、遺伝などを不埋めた多くの要因が複合して発症するものです。

神経管閉鎖障害は、だいたい妊娠の4~5週ごろに起こる先天異常です。
神経管の上部は脳に、下部は脊髄になっていきますが、神経管が何らかの理由でふさがってしまうとうまく脳と脊髄が成長しません。そのために、本来脊椎の中にあるはずの脊髄が外に出ていたり、損傷してしまったり、癒着してしまう、また脳の形成不全を起こすことで流産や死産の可能性が高くなるなどの症状が起きます。

神経管閉鎖障害の発症は、説明にある通り遺伝的要因や妊娠期の環境もあり、葉酸を摂取すれば必ず防げるものではありません。しかし、一定量の葉酸を摂取することでリスクの低減が期待できるということで、厚生労働省が葉酸の摂取を推奨しています。

葉酸のサプリメント

先述の通り、葉酸は食事でもとれる栄養ですが、妊娠期にはそれだけでは不足しがちです。そのため、厚生労働省もサプリメントでの補助を推奨しています。
では、葉酸のサプリメントを選ぶ基準はなんでしょうか。

葉酸の含有量について

厚生労働省が推奨する葉酸量は、1日あたりどれくらいかご存知でしょうか。
食事性葉酸(天然葉酸)と合成葉酸(人工葉酸)とで違いがあります。
厚生労働省が推奨しているのは、栄養補助食品(サプリメント)によって1日あたり、400ugです。
これは、食事性葉酸の利用率が50%程度であるのに対して合成葉酸の利用率が85%程度であることが大きな理由です。
食事性葉酸は代謝の過程に様々な段階があり、利用効率が低いのが特徴です。
 そのため、葉酸サプリメントを選ぶ際の最も大きな基準は葉酸の含有量です。食事からも摂取する場合、1日当たりの上限1,000ugを超えてしまわないようにある程度調節が必要です。

含有葉酸の種類

葉酸には、2種類あることはお話しました。ポリグルタミン酸とモノグルタミン酸です。葉酸サプリメントでは基本的にモノグルタミン酸が配合されていると思われますが、念のためどちらの葉酸を含んでいるのか、確認しましょう。
モノグルタミン酸は利用効率が高く、サプリメントを摂取する場合過剰摂取にならないよう調節する必要があります。また、モノグルタミン酸と明記していない銘柄でもモノグルタミン酸の含有量が多いものがあるので、注意が必要です。

安全性

妊娠期に飲むサプリメントなので、安全性は非常に重要です。サプリメントに使われている素材はどの国のものか、サプリメント自体に添加物は入っていないかなどもチェックしましょう。
また、サプリメントを選ぶ一つの指針として、GMPと呼ばれる認証があります。
GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で、適正製造基準、と日本語で訳されます。
製品が安全に作られ、一定の品質が保たれるようにする製造工程の基準のことです。日本国内では、日本健康食品規格協会というところが、第三者機関として認定を行っています。
認証があるものにはGMPマークがつきますので、選ぶ基準の1つにしても良いかもしれません。

また、同じような企画として日本品質保証機構のISO22000などがあります。

葉酸摂取のタイミング

葉酸を飲むのが良いのはわかったけれど、いつから飲めばいいの?いつまで飲めばいいの?と思われますよね。
厚生労働省では、妊娠の1か月前から、を推奨しています。

妊活中の方は良いですが、突然妊娠がわかる方は間に合わないの?と思われるかもしれません。
葉酸サプリは、妊娠前1か月から、妊娠後3か月を目安に摂取するとよいとされています。つまり、妊娠がわかる方が多い2か月前後も重要な時期なのです。ですから、もう間に合わない、と思わずご自身の体にあった葉酸を摂取することが重要です。

まとめ

葉酸サプリメントは、今や妊婦さんや妊活をされている方の常識になりつつあります。葉酸サプリメントがまだ、という方も是非この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。
食事からとれる栄養だけでは不足してしまいがちな現代では、安全なサプリメントを取り入れることも重要です。

参考:国民生活センター 胎児の正常な発育に役立つ「葉酸」を摂取で
きるとうたった健康食品
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20110526_1.pdf
参考:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性
等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1212/h1228-1_18.html
参照:日本品質保証機構 
https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso22000/
参照:日本健康食品規格協会 
http://www.jihfs.jp/gmpn01.html
参照:日本健康・栄養食品協会 
http://www.jhnfa.org/kenshoku_gmp.pdf

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