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あなたが飲んでるプラセンタサプリメント 効果ないかも!

プラセンタと言えば、マリー・アントワネットや楊貴妃が飲んでいた、などとまことしやかにささやかれ、現代でも人気の美容アイテムです。
化粧品などにも活用されていますが、サプリメントも多いですよね。
女性であれば、一度は名前を聞いたことがあるはず。
いつまでも若々しくいたいという女性の願いにマッチした成分でもあります。

しかし、飲んでいるものがなんなのか、詳しくわかる方は少ないかもしれません。
今回は、プラセンタサプリメントの中でも多いカプセルタイプのプラセンタサプリメントにターゲットを絞って解説していきます。
実はあなたが毎日頑張って飲んでいるプラセンタサプリメント、効果がないかもしれませんよ?

プラセンタの種類

飲んでいるものが、なにからできているかは非常に気になるところですよね。
プラセンタサプリメントの多くは、以下のような動物由来のプラセンタから作られています。

  • 馬プラセンタ(サラブレッドやばんばと呼ばれる重種など)
  • 豚プラセンタ(食用豚、SPF豚と呼ばれる滅菌環境で育てられる豚など)
  • 羊プラセンタ
  • 海洋性プラセンタ
  • 植物プラセンタ

以前は、牛プラセンタも多く使われていましたが、口蹄疫の影響で現在ではほとんどみることはありません。
そのため、採取が簡単で安価な豚プラセンタが多くなりました。

哺乳類のプラセンタ、それ以外のプラセンタ、植物由来のプラセンタ

プラセンタは、「胎盤」のことです。
胎盤は一部の哺乳動物と、サメの中の特定種類しか持たない器官です。しかも、妊娠中にのみ形成されます。
なので、上記以外の動物から採取された成分は正確には「プラセンタ」ではなく、「プラセンタに似た成分」とも言えます。
「placenta(プラセンタ)」とは英語で胎盤のことですが、植物の胎座のことも指します。そのため、哺乳動物の胎盤と植物の胎座由来の「プラセンタ」を使っている商品であれば、プラセンタと称するのは間違いではないんです。
哺乳類のプラセンタと植物由来のプラセンタ以外の「プラセンタ」商品といえば、「海洋性プラセンタ」と呼ばれるものです。
これらにはどんな違いがあるのか、説明していきます。

馬プラセンタのメリット・デメリット

馬プラセンタは、安全性の高さとアミノ酸量の多さがあげられます。
馬は体温が比較的高めで、病気にかかりにくく、そのため予防注射等の薬剤の使用量が少なく済みます。また、放牧などで育てられている種類も多く、健康的です。
中央アジアなどでは、無農薬の飼料を使い、広い放牧地で育てられた馬を国を挙げて海外に輸出している国もあります。
馬は基本的に1回の妊娠で1頭の子馬を出産します。1頭のみなので胎盤が傷つきにくく、きれいな状態で原料となる胎盤を確保することができます。

馬プラセンタのデメリットは、値段の高さです。
馬の妊娠期間は11か月~12か月です。1頭からは1年に1回しか胎盤を抽出できません。
そのため、各種プラセンタの中では高価です。

豚プラセンタのメリット・デメリット

豚プラセンタは、牛プラセンタが使われなくなってから非常に多くなりました。
豚は多産で、さらに妊娠期間が「3月3週3日」約114日程度と言われています。つまり、1年に3回は出産ができる計算になります。
そのため、豚プラセンタは安価でサプリメントのみならず幅広い商品で使用されています。
豚プラセンタのメリットは、この「安定供給」と「安価」なところです。

豚プラセンタのデメリットは、「安全性」でしょう。
豚は飼育環境により、薬物投与が増える動物です。馬と比べると体温が低く、寄生虫や病気にかかるリスクがあるため薬を投与することが増えます。
また、多産のため出産時に取り出される胎盤自体に傷がついていることも多いです。
より安価な豚プラセンタは、質が悪く、様々な心配もあります。
そのため、豚プラセンタを選ぶ場合は、しっかりとした豚を使っているかを必ず確認したいところです。
豚には「SPF豚」と呼ばれる、無菌室で徹底管理されて育てられた豚がいます。この豚であれば、まず病気にかからないようにされていますから薬物投与の心配もありません。
SPF豚とともに「デンマーク豚」なども安全性がしっかりした豚とされています。
言い方は様々ですが、安全管理が徹底している清潔な豚を使用していることを確認しましょう。これらの豚を使っている場合には商品ページに記載があるはずです。

羊プラセンタのメリット・デメリット

羊プラセンタは、日本国内ではあまりみかけないでしょう。そもそも日本では羊の飼育数はあまり多くありません。
オーストラリアやニュージーランドをはじめとした海外では、羊は非常にポピュラーな飼育動物です。羊毛もそうですが、羊肉も多く食べられます。そのため、海外産のサプリメントには、羊プラセンタが多く使用されています。
羊の妊娠期間は約5か月間と、馬に比べて約半分の期間で出産を迎えます。そのため、胎盤は比較的安価で取引されています。

羊プラセンタのデメリットは、日本製プラセンタカプセルがないことでしょう。
調べてみると、海外では馬や豚よりも羊プラセンタが主流のようですが、日本国内で製造されているプラセンタサプリメントはありませんでした。(2018年11月現在)
海外のサプリメント購入もamazonなどで手軽に購入できるようになりましたが、日本製の安心感が欲しい方には、羊プラセンタは選ぶ選択肢に入らないでしょう。

海洋性プラセンタのメリット・デメリット

海洋性プラセンタは、その多くを鮭の卵巣膜から採取します。つまり、海洋性プラセンタとは魚から抽出された成分です。
魚には胎盤はありませんから、それに似せた成分ということです。
マリンプラセンタは海洋性プラセンタのことですが、株式会社日本バリアフリーの登録商標です。
日本や韓国で特許を取得しており、美容効果が期待できます。
海洋性プラセンタはアミノ酸量が多く、また「マリンプラセンタ」なら特許取得の安心感もあります。

海洋性プラセンタのデメリットは、「成長因子」が含まれていないことです。
EGFやFGFといった成長因子は、哺乳動物由来のプラセンタ独自の成分です。成長因子を摂取することで細胞が生まれ変わるのを助けたりしますが、海洋性プラセンタには含まれていないのです。

植物性プラセンタのメリット・デメリット

植物にプラセンタ?と不思議に思うかたも多いでしょう。海洋性までは何となくイメージができるかと思いますが、植物にも胎盤にあたる「胎座」と呼ばれる部分があります。
先ほどご説明した通り、胎座も英語ではplacenta(プラセンタ)と称するので、植物性プラセンタ、というのは正しいのです。

植物性プラセンタは、メロンが使われることが多いのですが、胎座とはメロンの種を包んでいる「わた」と呼ばれる部分のことです。
じゃあ、その部分を食べればいい、と思われるかもしれませんがメロンのわたから得られるプラセンタ成分を、効果が感じられる程度に摂るとなると大変な量のメロンを食さなければなりません。
そのため、栄養分を抽出した「植物性プラセンタ」として摂取するのが一番なのです。
他のプラセンタに比べ生臭さがなく、植物性という安心感もあります。

植物性プラセンタのデメリットは、海洋性プラセンタと同じく「成長因子」が含まれていないことです。

プラセンタカプセルの「カプセル部分」の成分

プラセンタに限らず、サプリメントの全成分表示には、中身と外側(カプセル部分)の成分が記載されています。
カプセルには、「ハードカプセル」「ソフトカプセル」の2種類があります。

ハードカプセルの成分としては、ゼラチンカプセル、HPMCカプセルが多く使われています。
ゼラチンカプセルは、その名の通りゼラチンから作られており、長年使われているものです。
一方聞きなれない「HPMCカプセル」とは、植物由来成分のみで作られたカプセルです。

ソフトカプセルには、様々な種類がありますが、こちらでもゼラチンや植物由来カプセルが使われています。

プラセンタは非常に匂いのきつい成分です。またもともとの動物由来プラセンタエキスは苦味が強く、そのまま粉末だけで飲むのは難しいでしょう。
そのため、プラセンタのサプリメントと言えば上記のハードカプセルかソフトカプセルとなり、錠剤はほとんど見かけません。
錠剤で飲めるプラセンタは、成分の濃度が薄いか、「マスキング」といって香りや味をごまかす為に大量の糖分や香料を使っているか、どちらかかもしれません。

もし、今お手元にプラセンタサプリメントをお持ちであれば裏面を見てみて下さい。
プラセンタとカプセルの成分以外にたくさんの表記があれば、その分プラセンタ自体の割合も低いということです。

プラセンタサプリメントの作り方

プラセンタは、哺乳動物の妊娠・出産の際に作られる「胎盤」から抽出される成分だというのは先述しました。
つまり、プラセンタはもともとが「粉」の状態ではありません。
プラセンタの抽出方法はいくつか種類がありますが、まず原料の胎盤から「プラセンタエキス」を抽出します。
そして、抽出した成分を滅菌したり、ろ過したりしながら口に入れても大丈夫なように加工していきます。

プラセンタエキス100%の粉末の場合は、このプラセンタエキスをフリーズドライ加工して粉末にすることが多いようです。
プラセンタサプリメントの中身が「プラセンタ」のみの場合、は上記のフリーズドライの商品になります。

また、プラセンタの粉末を作る方法はもう一つあります。
それは、「噴霧乾燥法」と呼ばれる方法です。この方法は、プラセンタエキスを霧状に噴霧し、デキストリンなどに吹き付ける方法です。
この方法では、当然プラセンタ100%になりません。しかし、大量生産が可能でコストカットにもなるため、安いプラセンタサプリメントなどはこの方法で作られているものも多いようです。

違いは、前項と同じく裏面で確認ができます。
全成分表示にデキストリンの表示があるカプセルは、上記の噴霧乾燥法によってつくられている可能性があります。

まとめ

プラセンタを摂取する場合、ドリンクよりもサプリメントのほうが多く発売されていて、選択肢も多いです。
しかし、プラセンタドリンク以上にプラセンタカプセルは価格差、成分量差が大きく、選ぶのが大変でもあります。

カプセルはハードかソフトか、中身のプラセンタの種類は馬か豚か羊はたまた海洋性か植物性か、など選ばなければならないポイントも多く、商品選択は非常に悩ましいところです。
より成分が濃く、お得なサプリメントを飲みたいと思うのは当然ですよね。
お値段だけで安易に選ばず、しっかりと中身を吟味してご自分に合ったらプラセンタを選べると良いですね!
是非今回の記事を参考に、プラセンタを有効活用してください!

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